パーマネントはやめませう。

7月 31, 2008 at 12:25 am コメントをどうぞ

そんな標語が世間の風潮となってキヨの青春時代に影を落としていた。

・・・と、小説みたいな入りでこんにちは。

キヨとはうちのバーバのお名前ですが、

何かの拍子に思い出したように戦争のことをよく話してくれます。

ほんとうに、この方たちの時代というのは

耳で聞くだけではにわかに信じられないようなことが

現実の世界で起きていたんだよね。

 

今日もこんな話からタイムスリップしていった。

 

「バーバ、髪、その方がいいよ。かわいい。」わたしが髪型を褒めると

「そーかい。今日はクリームじゃなくて椿油にしたんよ。」とバーバ。

「へ〜。そーゆー自然なパーマの感じがいいよね。」も1回褒めると

「バーバね、東京ではじめてパーマかけたん。」

「え?」そう来たか。

「十七、八のころだね。電車に乗って東京にいってね、パーマかけて来てさ、

それからずっとパーマ。」と気にせずバーバ。

「年季はいってるね。」とわたしがいうと

「おしゃれ、おしゃれ。」と訂正。

「失礼、おしゃれだね。」ハイハイ。

「そのうちだんだん戦争が激しくなってきて、『パーマネントはやめましょう!』

なんてみんないってさ、桐生はこっそり炭でコテをあっためてパーマかけてたんだけど、

大間々(市街からは少し山に入ったところ)なら電気でかけてくれるんだって聞いて、

バーバ、バスに乗って山にパーマかけにいったっけ。」とバーバ。

「すごいね。やるね。」てか、その精神に乾杯。

「うん。それでね、年頃なのにみんなもんぺ(裾を足首の所でしぼった労働用の袴)でしょ。

それが嫌でね、胸当て付けて肩ひもでつって後ろでバッテンにしてさ、着てたんよ。」

「オーバーオールみたいだ。おしゃれだね。」

 

してはいけないこと、したくてもないものが多かった時代。

どうにか自分らしく、おしゃれを、青春を楽しもうとしていた

おばあちゃんたち。や、乙女たち。

ありがとう。また聞かせてね。

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Entry filed under: お年寄り, 日々のこと.

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